MNPでサファリコムとポーティングアクセスケニアが対立

ケニアで携帯のナンバーポータビリティー(MNP)を管理する企業ポーティングアクセスケニア(Porting Access Kenya「以下:PAK」)は、サファリコム(Safaricom)に対して、顧客がサファリコムから他社のサービスのポーティングすることを同社が意図的に妨げていると非難している。

その一方で、サファリコム側はPAKを名誉毀損とビジネス妨害だと訴訟を起こし、双方の意見が真っ向から対立している形になった。

allAfrica.comによれば、携帯電話の移行サービスを行う手がけるポーティングアクセスケニアが、4月1日のサービス開始以来、43,000以上のポート依頼を利用者から受けたにも関わらず、22%程度にしか満たない10,000程のポーティングしか実施されていないと、サファリコムを非難している。

これに対してポートアクセスケニア側は「問題はサファリコム側にある。彼らはポートが行われないように妨害しているのだ」と語り、国際電気通信連合(ITU)のガイドラインに反するものだと主張している。ポートアクセスケニアによれば、番号の引継ぎ依頼が出ているものの大多数は、サファリコムからエアテル(Airtel)への番号移行だ。

一方で、allAfrica.comによれば、他のサービスからサファリコムへの移行は900件中450件、約半数が正常にポートされている。

しかし、こうした避難の声に対してサファリコム側は、サファリコムへのポーティング依頼も同様に遅延しており、今回の遅延は意図的なものではないと主張している。また、サファリコムの関係者は今回の批判がポーティングアクセスやエアテルによる「くだらない冗談」であり、「彼らはサファリコムからの移行が、M-Pesaを失うことになることを顧客にきちんと説明していない。」と非難し、双方の主張が真っ向から対立している形だ。

アフリカ各地でエアテルによるザイン買収にともなって各地で携帯電話のシェア獲得競争が激化しているが、PAKとサファリコムの対立は、これを如実に物語っている。

■ナンバーポータビリティーに関する現地のニュース

参照:Safaricom accused of delaying port requests
http://www.itnewsafrica.com/2011/04/safaricom-accused-of-delaying-port-requests/

http://www.standardmedia.co.ke/business/InsidePage.php?id=2000034412&cid=14&

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