すべての人がインターネットにアクセスできるようになるためには!?

ブロードバンドへの普遍的なアクセスを実現しようとしている唯一の道は、価格規制と設置地域の組み合わせや理にかなった政府と産業アクターからの投資です。

これはVodafoneやWorld Wide Web Foundationに依頼され、Vodafoneの子会社であるVodacomが発表した新しい報告のカギとなる発見でした。

この報告書「Making Broadband Accessible for All」は、規制側や産業側が、固定ブロードバンドが必ずしも途上国をオンライン環境にするために効果的な方法ではないということを認識する必要があり、 そして固定ブロードバンドとモバイルサービスの組み合わせが全ての人々のオンラインアクセスを実現するために必要なものだと言っています。

社会経済の発展や成長を促すためには、ブロードバンドへのアクセスがいまとなっては必要不可欠です。VodacomグループCEOであるPieter Uysは、この報告書の目的はVodacomのデータサービスを売ることよりもむしろ「全ての人々にオンラインアクセス権を提供するためのディベートやディスカッションを盛り上げること」にあると話しています。

この報告書によると、たくさんの成長市場が実践的にインターネット環境分配に失敗したのだそうです。例えばカメルーンでは、軍隊が80%以上のインターネット環境を独占しており、消費者をカバーする率が著しく低下しているのだそうです。

「アクセス権を分配しようとしてもカバー地域は増えない。私達は競争ではなく協力し、カバー地域を増やすことから始める必要があります」とUysは言います。

すべての人々のアクセスのサポートと、オペレーター同士の競争を盛り上げるための規制が必要になります。安いスマートフォンはデジタルな世界を変えようとしています。「すぐに、たくさんの人々がスマートフォンをもつでしょう。私達が今日ハイレベルだと考えていることは数年のうちに入門レベルのものになるからです。」

デバイスだけが問題ではないため、データサービスも手頃な価格になる必要があります。情報通信産業と規制当局はともに活動する必要があるでしょう。

報告書はケニアにおけるモバイルインターネットの使用や需要、東アフリカにおけるモバイルウェブコンテンツ結果の可能性、モバイルサービスの競争と政策、情報時代におけるモバイル規制の再考、新興国市場の新しいブロードバンドネットワーク構築、などのトピックについて書かれています。

たくさんのアフリカの国々における固定インターネットインフラの欠如はモバイルインターネット普及の爆発的増加によるものです。最近のアフガニスタンやカメルーンにおける研究では、モバイルサービスとビジネス統合によってマイクロビジネスが39%も増加したと結論づけられています。

モバイルサービスの途上国における本当の価格は、ネットワーク構造によって伸縮すると言われています。
例えば、ローコストユーザーでも電話を受けることによってお金が発生するのです。先進国ではこのような構造でありません。新興国市場は先進国のモデルを単純にマネすることはできません。

この報告書は2005年から始まったシリーズで今回で12回目。
詳細はこちらでご覧になれます。

参照:How to take broadband to everyone/Craig Wilson, TechCentral

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